自分のプロフィールをいじろうと思ってページを開いて、自己紹介文をしばらく眺めて、結局何もしなかったり。
どこが悪いのか分からない。写真は撮り直したばかりだし、文章もひどくはない。それでも反応が変わらないので、たぶんどこかが違うのだろうとは思う。
こんな時は、上から順に直すより、お客さんがどこで次へ行くかを考えたほうが早いです。プロフィールを開く前、開いた直後、予約を考えるところ。この三つでは、見られているものの役割が違います。
最初の関門はまずプロフィールを開いてもらえるか
自分にとってプロフィールは一枚のページですが、お客さんから見ると、その前に一覧があります。何人かの写真と名前と基本情報が並んでいて、その中から気になった人を開く。並ぶ項目は店によって違いますが、本文を読むより前に選ばれる場所があることは変わりません。
ここで止まっているなら、自己紹介を何度書き直しても見え方は変わりません。
自分のプロフィールだけを開いて確認していると、この部分は見えません。一度、在籍一覧から自分を探してみると分かります。自分だけを拡大せず、前後に並んでいる人も視界に入れて見る。それがお客さんの見ている状態です。
一覧の写真と中の写真は役割が違う
一覧に出るのは一枚です。プロフィールの中なら何枚か使って表情や雰囲気を見せられますが、一覧ではその一枚で判断されます。
撮影した写真を大きな画面で見て、これが一番きれいだと選んでも、一覧に入ると印象が変わります。小さくなると細かい表情も髪の質感も消えて、残るのは明るさと顔の大きさと色です。暗い写真は隣に並んだ人の中で沈みますし、引きで撮った写真は顔が鮮明ではない。
確認したいのは写真の出来より、小さくなったときに何が残るかです。だから新しく撮ったあとも、元データだけを見て終わりにしない。実際に店のサイトへ載った状態まで見るところで、一枚目の仕事が終わります。
開いたあとは写真と基本情報で絞られる
プロフィールを開いた人が最初にすることは、写真をスワイプすることです。文章は下にあるので、そこへ行く前に何枚か見ます。
この時に見られているのは、一枚ずつの出来だけではありません。並べたときの差のほうが目に付きます。一枚だけ加工が強い、昔の写真だけ雰囲気が違う、宣材と日記で別人に見える。差があると、どの写真に近い人が来るのか分からなくなります。
写真ごとに印象がずれると何が起きるかは写真と本文の印象がそろわないと起きることで解説しています。
全部を同じ日に撮る必要はありません。何枚見ても同じ人だと分かる程度にそろっていれば足ります。
写真の後に見られるのが、年齢や身長などの基本情報です。ここは自分で書き換える場所ではありませんが、お客さんがここで絞っていることは知っておくと、次の判断が変わります。文章を直しても反応が動かないときは、その手前で止まっている可能性があるからです。
同じ欄を店側がどう見ているかはプロフィールで店員が見ているところにまとめました。
自己紹介は会った後の想像に使われる
文章まで来た人は、わりとよく読んでくれます。自己紹介は読まれないと言われますが、正確には、読む人と読まない人が分かれます。読む人はオプション欄も日記の一本目も見ていて、この層はもう選ぼうとしている段階です。
そこで探されているのは、履歴書のような情報ではありません。話しやすそうか、静かに過ごせそうか、どんな空気で時間が進みそうか。会ったあとの見当がつくかどうかです。
趣味や好きな食べ物も、それが会話につながるなら意味があります。映画が好きですと書くより、休みの日は昔の映画を一本見て終わることが多いですと書くほうが、少し人が見える。長い自己紹介の中で実際に効いているのは、たいてい一行か二行です。
見るのは文字数ではなく、その一行があるかどうかになります。
読まれる文章と流される文章の差は、読んでもらえる写メ日記と流される写メ日記の違いで解説しています。
空欄も答えとして読まれる
自己紹介より短いのに、予約を決める直前で効くのが、店が用意している項目です。対応するコースや選択項目など、何が置かれているかは店によって違います。
ここは、書いていないことも一つの答えとして受け取られる場所です。空欄を見て問い合わせる客は少数で、多くは黙って別の人を見ます。聞けば教えてもらえると考えるより先に、答えが書いてある人のほうへ動く。
書きたくないことまで埋める必要はありません。ただ、自分で入力できる項目が昔のままだったり、答えても困らないところまで空いていたりするなら、一度見直す価値はあります。文章を百文字足すより、空欄を一つ埋めるほうが判断されやすくなります。つまり、選ばれやすくなります。
更新の日付は在籍の確認に使われる
プロフィールが良くても、最後に残る不安があります。このこは今も出勤しているのか、写真は最近のものなのか、予約を入れて大丈夫なのか。
予約したのに当日いなかった、という経験をした客は、次から日付を見るようになります。確認されているのは日記の中身ではなく、最終更新がいつかだけです。二週間前で止まったページと、昨日の更新が一つあるページでは、そこで受け取る情報が違います。
だから、書くことがない日に長い日記を書くより、短くても日付が新しいことのほうが、この場面では有効です。
直す順番は手前からでいい
全部を一度に触る必要はありません。見られる順番と同じ順で手をつけると、効果が出るまでの時間が短いものから片づきます。
一覧での見え方、写真の並び、埋まっていない欄、自己紹介の一行、日記の日付。自己紹介から直したくなるのは、いちばん自由に書ける場所だからですが、そこは読む人にしか届きません。読む人を増やすほうが先です。
そして一枚目を替えるだけなら、店に連絡して差し替えてもらえば済みます。すぐにできることであり、そうしたいなら優先すべきことです。

